カルシウムのサプリメントを利用した時の副作用について

カルシウムを確実に補給するためにサプリメントを使っている人は多いですが、サプリメントは副作用を起こす可能性があります。

カルシウムのサプリメントは、たくさん摂りすぎると、過剰摂取による弊害が起きることがあります。

健康のためにとサプリメントを利用したとしても間違った摂取方法をしていると健康を害する可能性があるので注意しましょう。

カルシウムの過剰摂取が原因が、高カルシウム血症というトラブルが起きることがあるといいます。

長期にわたって大量のカルシウムを摂取し続けた結果、血液中のカルシウムが多くなりすぎてしまうという症状のことです。

軽度の場合では、倦怠感や吐き気、多尿といった症状が現れて、ひどい場合には悪心や嘔吐、中枢神経に障害を引き起こすこともあります。

尿路結石の原因が、大量のサプリメントを摂取し続けたことと関係があったという体験談も存在します。

カルシウムは、大量に摂取すると吸収率が低下し、足りない時は吸収率が増える成分です。

体の調節機能によって、上限と定められている2300mgを守っていれば、毎日摂取しても尿路結石のリスクが少し上がるくらいで、より症状の重い腎臓結石は発症しにくくなります。

牛乳を1リットル摂取しても、カルシウムの摂取量は上限量の半分くらいですので、食事でうっかり摂り過ぎるということはありません。

現代の食生活を考えると、カルシウム過剰状態よりは、カルシウム不足を警戒するべきなのですが、サプリメントを利用すると、一気にカルシウムの摂取量がはね上がります。

サプリメントは栄養素が凝縮されているため、上限を超えることがあるので、食事でカルシウムをたくさん摂った日はサプリメントを控えるなど気をつけるようにしましょう。







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