コレステロールが高くなっていることを、健康診断で指摘されることがあります。
コレステロールを抑えるために必要なことは、毎日の食事の見直しと、適切な運動の習慣にあります。
カロリーが少なく、肉や脂肪が多くない食事が、コレステロールにいいと一般的には考えられているようです。
アジ、イワシ、ブリなど、背中が青い魚を食べることで、コレステロールを下げることが可能です。
イワシやアジなどの青魚は、ドコサヘキサエン酸や、エイコサペンタエン酸などの成分が含有されていて、中性脂肪を下げる効果があります。
エイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸によって、動脈硬化の原因となるLDLコレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすことが期待できます。
加熱しすぎると、エイコサペンタエン酸も、ドコサヘキサエン酸も、その性質を失ってしまいますので、調理の時には要注意です。
食事で青魚を食べることが難しいという人は、エイコサペンタエン酸や、ドコサヘキサエン酸のサプリメントもおすすめです。
食事の量を減らしてダイエットを行うことでコレステロールを減らすという方法は、健康を損なわないようにすることも重要です。
糖分や、炭水化物を極端に減らしてダイエットをしようとする人もいますが、代わりに別のものを食べ過ぎては意味がありません。
食事の改善のやり方を誤ると、体重を落とすことができた場合でも、コレステロールが結果的に多くなってしまう可能性もあります。
肉や卵、油脂などを食べるのではなく、野菜や海藻、キノコ類を意識した食事内容に改善することで、これを防ぐことができます。