健康診断で肥満だと指摘されたら

健康診断を受けた時に、肥満体型であることを指摘される人もいます。

肥満は身体の脂肪組織の量が正常とされる値よりも増えている状態のことをいいます。

病気にかかりにくく、健康にいい体重を大幅に超えていることが、肥満になった時に注意を向けなければならないことといえます。

例えば、スポーツをしている人など、筋肉が普通の人より付いている場合は、体重が少し重くなっていたとしても、必ずしも肥満にはなりません。

反対に、筋肉量が少なく、骨ががっちりしていない人の場合は、体重が少なくても脂肪細胞が多くて太っている可能性があります。

近年問題になっているお腹の内部に脂肪がたくさんついてしまう内臓脂肪型肥満は、特に健康には良くないとされています。

大病の経験がなく、年齢が若いうちなら、普通に生活していても標準体重が保たれていることが多いようです。

若いときの体重が標準の体重よりも少なくて、現在は標準体重並だと、現時点が太りすぎの可能性もあります。

なぜ肥満になるかといえば、多くのケースは運動不足ないしカロリーオーバーの食事です。

ごく一部に、ホルモン異常や、遺伝的な疾患が関係しています。

単純性肥満の場合は、自分の努力次第で太り過ぎを改善出来ますし、太りすぎによって起きる様々な成人病の危険なども減らすことが出来ます。

肥満解消の基本は、カロリーの摂取量を減らすこと、適度な運動に取り組むことです。

食事量を減らす時は、栄養の偏りがないように注意をしてください。

健康診断で肥満だと指摘された場合には、自覚症状が無くても、病気になるリスクが高いので、早めの対策をすることが大切です。







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