肥満体重とダイエットについて

決して肥満には見えない人でもダイエットを実践して体重を減らそうと努力している人が少なくありません。

肥満ではないのに、ダイエットを続けているという人は、一体何を目的にしているものなのでしょう。

太っているような気がしているのに、実は標準体型という人が大勢いますが、背景には日本人の価値観があります。

テレビで雑誌で見る芸能人やモデルなどの影響から、痩せているほうが美しいという考えが多くの人に定着しています。

肥満ではない人も、痩せ型になりたくてダイエットを行います。

その背景には、スリムなプロポーションは女性らしくてきれいという考え方があります。

成人前の少女達でも、きれいになりたくてダイエットをしています。

体重が気になるかも知れませんが、若い女性のダイエットは大変危険です。

子どものうちは、身体を成長させることを第一に考えるべきことであり、ダイエットをしても体にいい影響はありません。

成長速度が早く、新陳代謝も活発な10代のうちは、栄養補給がとても大事です。

十分栄養を摂らないと骨や筋肉が育たず体力が低下してしまったり、月経の遅れや乳房、子宮の発達にも影響を及ぼします。

健康維持に必要な栄養が足りないと免疫力が低下したり、肌の調子が悪くなったり、摂食障害の引き金になる可能性もあります。

女性が、きれいな姿でいたい思うこと自体には問題はないですが、痩せることにこだわりすぎて健康を度外視したダイエットをしてしまうことは考えものです。







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