食生活の乱れは肥満の原因のひとつ

体重が増えやすい人や、そうでない人の違いがある中で、食事の違いでも体重は変わります。

身長と体重のバランスがちょうどいいかどうかは、BMIという数字から知ることができます。

肥満の基準は、BMIの数字が25をオーバーした場合になります。

肥満の原因である体脂肪が体内に蓄積される理由は、食事などで体の中に取り入れたカロリーを、運動や活動で使い切れなかった場合です。

人間の体は、脂肪細胞からレプチンというホルモンを分泌しています。

このレプチンが食欲を抑制する効果を持っていますが、レプチンの分泌が少なくて食欲がおさまらず、食べ過ぎてしまう人もいます。

肥満体型になる背景に、遺伝子の働きが絡むこともあります。

遺伝子の中には、人間がもともと持っている、食事などのカロリーを燃やして消費する仕組みが強くないという人がいます。

肥満の原因が遺伝異常にある場合は、生まれついての体質が関わっていますので、食事改善では根本的な肥満治療になりません。

肥満になる要因には、食事と、遺伝の双方が関係しています。

肥満になったバックグラウンドに遺伝子が関与している場合、親や家系に肥満の人が多く、形質が受け継がれていることがわかります。

家庭での食習慣が、成人してからの食事や体重の増え具合に関わっていることもあります。

小さな頃に、食習慣がきちんと形成されないと、成人してからも健康にいい食事を摂っておらず肥満になりやすい人が少なくありません。







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